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自己破産手続きの流れ|司法書士が対応できることとは?

自己破産手続きの流れ|司法書士が対応できることとは?

カテゴリ:債務整理, 記事コンテンツ

自己破産は、債務を返済ができない場合に裁判所が認定して法律上借金を免除してもらうものです。
自己破産手続きは自分で行うこともできますが、弁護士や司法書士に依頼して行うことが一般的です。
今回は自己破産手続きの流れと、司法書士が自己破産手続きで対応できることを解説いたします。

自己破産の手続きの流れ

自己破産することを決めたら、どのように手続きを進めればいいのでしょうか。
手続きの流れは次の通りです。

  1. 必要書類の準備
  2. 地方裁判所に破産申立て
  3. 破産手続きの完了

最後の破産手続きが完了すれば、返済の義務は免除されます。

必要書類の準備

破産申立てを行うにあたって必要な書類と、裁判所へ提出する書類作成等の準備を行います。

地方裁判所へ破産申立て

準備した書類等をまとめて、地方裁判所へ破産の申立てを行いに行きます。

破産手続きの完了

破産の申し立て後、裁判所は破産を許可するかどうかを判断するために、申立者と面談を行います。
面談など踏まえて裁判所が免責許可を出した場合には、債務が免除となり、破産手続きは完了します。

専門家へ依頼

自己破産手続きは自分で行うこともできますが、専門知識が必要であることや情報や資料の収集などに手間がかかり、厳しい作業となります。
専門家に依頼した場合、費用は必要となりますが、スムーズで確実な手続きを進めることができるため安心です。
また債務整理にかかる費用が支払えない場合には、専門家も債務者の状況を理解していることから分割払いの対応をしてくれることもあります。
自己破産手続きは、弁護士や司法書士に依頼することになります。

自己破産の手続きで司法書士が対応できること

自己破産の手続きを専門としているのが弁護士と司法書士です。
弁護士と司法書士の違いは、大きくは代理権の内容になります。
弁護士は自己破産手続きそのものの代理人となり、司法書士は「書類作成」についての代理を行います。
自己破産で裁判所へ申立てを行う場合、司法書士が書類作成などを行います。
申立てについては自分で行う(本人申立)ことになります。

まとめ

自己破産は専門的な知識の必要な手続きとなりますので、自分で行うよりも専門家に依頼するのがスムーズです。
司法書士が対応できる権限は「書類作成」となりますが、実際には依頼人がすべてするのではなく、司法書士が行ってくれることも多いのが事実です。
また弁護士に依頼するよりも費用が抑えられるというメリットもあります。